リーディング⒊0 by 本田直之 ~ 今の時代の本の読み方を紹介

レバレッジリーディングの著者が語る読書法第2弾
読書と言ってもあくまでビジネス書の読み方なので、情報をいかに活用するかをポイントと置いている

今回の読み方で必要なことは3点
①かつてないパラダイムシフトが起こっているという「リアル」を知ること
②新たな方法、知識、ツールを得て、「実際に」使ってみること
③自分の読書スタイルを「ドラスティックに」変えると決意すること
中心となるツールとして
①モバイルデバイス
②クラウドサービス
③ソーシャル・ネットワーク
の3つをあげる

Capter1 リーディング⒊0時代の到来
リーディング⒊0はインプット、ストック、サーチ、シェア、フィードバックの5つのステップで構成される
先ほどの3つのツールはそれまでは点であったが、⒊0では点と点が’つながって線となり進化を遂げた。
クラウドサービスにより制約のない読書も生み出された。解放されたのは⒈物理的な制約、⒉時間と場所の制約、⒊情報シェアの制約

Capter2 リーディング⒊0の基本
⒈良いものを効率的にインプットする
膨大な情報から良いものを効率的に選ぶためRSSリーダーなどのテクノロジーを使いこなす
⒉ストックと整理を同時におこなう
スクラップブック、読書のノートといったものにエバーノートを利用する
これにより、いつでもどこでも情報をストックできる
⒊サーチの発達で整理が不要になる
情報を自分で整理する必要はなくなり、検索機能をつかう
⒋シェアで多くの人とつながる
見つけた有益な情報をツイッターやFacebookで気楽にシェアする
⒌フィードバックで自分の情報に磨きをかける
シェアすると同時に不特定多数のひとからフィードバックを受け、情報をより良いものに高めて行く

Capter3 リーディング⒊0に必要な6つの能力
第1の能力 クラウド力で場所の制約を取り払う
第2の能力 モバイル力がつけばクラウド力が拡大する
第3の能力 サーチ力をエバーノートで加速させる
第4の能力 ソーシャル力で効率的にコントリビューションする
第5の能力 英語読解力なしではサバイバルできない
第6の能力 スクリーニング力なしでは、5つの能力は機能しない

Capter4 スマートフォンが読書を進化させる
良いと思った本は今すぐ欲しい、手に入ったら今すぐ読みたい、いいと思ったら今すぐ人に伝えたい
この即時性というニーズを具現化したのがiPhoneとクラウドの出会い
電子書籍は全部まとめてiPhoneで読む

Capter5 紙メディア、電子メディアの活用法
電子で読むか、紙で読むか、自分の中できちんと切り分けする必要がある
電子が向くコンテンツ
⒈サクサク気軽に読める本
⒉ひたすら前に読み進められる本
⒊レファレンス用の本
⒋外部情報にアクセスして付加価値を増す本
電子が向かない書籍
⒈じっくり読む本
⒉考えながら書き込みたくなる本
⒊細かい図表が多い本
新聞は紙で読み、自己サーチ力力を高める
雑誌は電子と紙を併用する
オーディオブックは倍速で多聴する

Capter6 読書からソーシャルリーディングへ
ソーシャル・リーディングの大前提としてすすめたいのは、ツイッター上で「シェアサイクル」を作ること。そのためには次の3つが必要
⒈何をシェアするか決める
⒉自分から発信する
⒊フィードバックを分析する
リーディング⒊0を立体的に楽しむためには面白かった著者のツイッターをフォローするのも一案
任意の仲間との共有データベースを作るにはFacebook

まとめ
電子書籍に向かうのかどうかという個人的な悩みはありましたが、
本書ではその使い方を整理され、また、これまで自分としても課題だった読んだあとの
感想や重要だと感じた部分のピックアップ方法などの手法がある意味クリアになりました。
本来、ここに書いていることもエバーノートに書いてということでしょうが、
次からはじめてみます。

 

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