福岡天狼院書店 2016年夏講演
今回演劇を観たのは福岡天狼院書店。
なんと書店である。
書店であるが、飲み物を飲みながら店内の本が読めたり、様々な部活もあるちょっと変わった書店である。
今回は、そこで開催される夏講演。
演じる皆さんはプロではなく、また、今回が初めての公演とのことであった。
今回は、7月のセミナーで知り合った大学生の方が出演するということで、せっかくの機会なので観に行くことにした。
昔は渋谷のジャンジャンなどで演劇を観たものであるが、久々の観劇。楽しみである。
ある喫茶店が舞台の物語
物語は過去に戻ることが出来るといううわさがある喫茶店。
そして、そのうわさは事実であった。
ただし、過去に戻るのにはいくつかのルールがある。
そのひとつが戻れる過去はその喫茶店で起こった事実にしか戻れないということ
そして、過去に戻った時、出されたコーヒーが冷めるまでに飲み干さないと現実に戻れないということ。
そんなルールに縛られてもいろんな事情で過去に戻りたい人がいる。
そんな人たちをとりまく物語でした。
久々に生で演劇を観て感じたこと
映画やテレビと違って、今演じているのが本番そのものなのである。
しかも会場は書店。演じている側と観ている側の距離が異常に近い。
すごい、緊迫感。
演じる方も観ている我々の視線を感じながら演じている訳である。
その中で演じ、感情を声の調子、抑揚、大きさで表現する。
小さな声で表現したい時も会場に伝わる声で演じなければならない。これは大変だ。
今演じていることはうまくいっているのが、失敗が混ざってもカバーしているかは観ている側にはわからない。
すごい緊張感とライブ感を楽しめ、あっという間に時間が過ぎた。
演じている方達も始めての公演とは思えないすばらしい出来であった。
私は感情移入して途中涙がでてしまったくらいである。
なお、こちらの写真は公演が始まる前に撮影したもの。
こちらが実際に演じた舞台であり、右側の女性は開園前からずっと座っていたが、
演じる側であった。大変だっただろうな。
今週末、もう一度公演はあるので、観たいと思った方は、まだチャンスありますよ。
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どうぞ。
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