今年も飲みました。ラフォレおじさんのボジョレー・ヌーヴォー。
ボジョレーというとヌヴォーで有名となり、いっしゅイベント的になっていますが、
ボジョレー地区のワインはとても美味しいのです。
今回買った「ジャン・マルク・ラフォレ」は、農薬や科学肥料に頼らない昔ながらの農業やワイン造りに力を注いでいる方。
ここ近年までは新酒を造っていなかったのですが、ひとタンクだけヌヴォーを出荷しています。
福岡に来てから私もそれを知り、毎年このラフォレさんのヌヴォーを買っています。
本当は解禁日に飲むところですが、ボトルである程度休ませた方がワインが落ち着くので、私にとっては、いつも年あけてから飲んでいるヌヴォーなんです。
さあ、飲んだ感じはどうだたでしょう。
毎年買っているお店からは、毎年栽培奮闘記をもらいます。
それによると、昨年は
6月:6/24に降った雪が降ったがぶどうは順調に成長している
7月は雨が多く、枝がぐんぐん伸びている。
8月はよい天気がつづきブドウの熟度がどんどん上がっている。
9月:9/17から収穫を開始。ブドウの成熟はよく進んでいる。収穫後、数日間タンクに漬け込み9/21プレス機にかける
10月:10/20にビン詰めを開始。
とのレポートを頂いています。
日本のスーパーや百貨店にヌヴォーを並べるためにはこんな時期にビン詰めしていたらとても間に合わないそうで、ほとんどは熟する前に出荷されているそうです。
私が買うお店ではぎりぎりのスケジュールのため、いつも解禁日に届くかひやひやらしいです。
で、届いたワイン。
すぐには飲まずにようやく本日空けることにしました。
ワインに合わせて作ったのは、蕪、白菜、豚肉のトマトシチューです。
今回のようなさわやかなワインにはあいますね。
ワインは新酒らしいフレッシュさがあるものの、しっかりとブドウの香りがたちます。
飲んでみると舌に残るブドウの味。ワインの色は濃いのですが、けっして重くありません。
つい、ぐいぐいといってそましました。
ボショレーヌーヴォーというとワインとしてはあまり良い印象を持っていない方も多いかもしれませんが、丁寧につくっている造り手さんのワインを飲むのその印象も変わります。
機会があれば、ぜひ、このラフォレおじさんのヌヴォーを飲んでみてください。
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