日光は冬もいい!東照宮を中心とした都心から日帰りで出かけるご朱印の旅。

神社めぐり

栃木県の日光東照宮。
修学旅行の行き先でもあり、日本だけでなく多くの外国人も訪れる場所。
でも、私は一度も行ったことがありませんでした。
今回は1月に降った雪が残る中で、日光東照宮を中心とした御朱印を巡る旅に行ってきました。

アクセスは東武特急「けごん」

横浜方面からのアクセスを検索するとJRを乗り継ぐ行き方と東武特急で行く行き方があります。今回は、地下鉄日比谷線で北千住乗り換えで、東武特急けごんを選択しました。
予約はインターネット予約が便利です。

シーズンオフのせいか列車は割と空いていました。
ゆっくりくつろぎながらの列車の旅。
日光線に入るとだんだん雪景色となってきます。

さて、東武日光駅に到着しました。

駅構内に観光スポットもあり、こちらで拝観券を売っています。
現地で並ぶのを避けるには、こちらで購入するのがおすすめです。

駅からは東照宮までは、行きは緩やかな登り坂となります。
そこで、目的地まではバスで行くことにしました。
バスは駅前のバス停より、1時間に何本も出ておりそれほど待つことはありません。
降りるのは神橋バス亭です。

神橋は山間の峡谷に用いられたはね橋の形式としては日本唯一の古橋です。
日本三大奇橋の一つに数えられているそうです。
ただ、渡るだけで料金が必要なので、橋の見える位置からの写真撮影のみとしました。

日光山輪王寺 三仏堂

輪王寺の本堂は日光山随一、東日本では最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された、全国でも数少ない天台密教形式のお堂だそうです。

ただいま、平成の大修理作業中
壁で覆われており、本来であれば見えるはずの建物が描かれています。

三仏堂という名前の通り、中には日光三社権現本地仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)という三体の大仏さま(高さ7.5メートル)が祀られています。
撮影禁止なので写真はありませんが、見ごたえのある仏様です。

本堂が見れないかわり、工事の様子が見れました。

本来なら上がれない高さまで階段で登り、屋根の修復の状態を見る事ができます。
これは今だけのチャンスかもしれません。

日光東照宮へ

日光東照宮は、軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。
輪王寺を抜けて表参道を上がると正面に見えるのが、こちらの石鳥居

なんと黒田長政により奉納されたものです。
石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれたそうです。
日光に来て感じたのですが、交通手段の不自由な時代にこの場所にこれだけのものを作った徳川の力の強さを感じます。

表門を通り、左に行くと神廓舎

ここには有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻がありますが、実は猿は三体だけでなく、八体の猿が掘られていることを知りました。

さらに進むと、いよいよ陽明門です。

白い雪をかぶった黄金の門。
きらびやかで美しい。

近くに行って見ると、

すごい、彫刻です。非常に細かい細工がされている事がわかります。

陽明門をくぐると拝殿と本殿です。

拝殿には上がれるのですが、靴を脱がなくてはなりません。
冬だと長い廊下を歩くうちに、流石に足が冷たくなります。注意が必要です。
女性はストッキングだけではかなり辛いと思います。

なお、今は本殿・拝殿も平成の大修理中。
ご覧のように工事の途中でした。

東照宮のご朱印は陽明門横の神楽殿で頂けます。

寒いので人がいないとこのように窓をしめています。
頂いたご朱印はこちらです。

 

二荒山(ふたらさん)神社

こちらは御祭神 のひとつ、田心姫命が古来より、子授け、安産、お子様の成育を守護する母神様として篤く信仰されてきた神様であるということもあり、安産特別祈祷などを行なっている神社です。

鳥居をくぐって緩やかな階段を登っていくとすぐ本殿です。

本殿を正面にみて、右手の社務所で御朱印をいただけるのですが、ここは日が当たらないのか
地面が凍っていてたどり着くのに一苦労です。

ただ、室内であり、ストーブもあって暖かいのが助かりました。
不思議なのは、ここで何箇所かのご朱印を希望すれば書いていただけることです。
行ってもいないところのご朱印を頂く訳にはいきませんので、頂いたのはこちらです。

 

大猷院(だいゆういん)

さて、つづいて行ったのが、輪王寺 大猷院。二荒山神社の鳥居を出てすぐのところにあります。

こちらは最初に行った三仏堂と同じ輪王寺になり、徳川三代将軍「家光公」の廟所になります。

入口の「仁王門」から「拝殿、本殿」までの道のりは階段をどんどん登って行きます。
この道中、中々厳しい登りです。
なにせ途中に展望所もあるくらいです。

展望所からは石灯籠がたくさんみえますが、これは当時大名たちが献上したものだそうです。
上から見下ろしたところに献上したものがあるというのが、また、当時の家光公の力を
感じさせます。

ほぼ登りきると夜叉門が見えて来ます。

こちらでは、色の異なる四体の夜叉が迎えてくれます。

こちらは赤の夜叉になります。
こちらも本殿に上がらせていただきました。
こちらには家光公が着用した鎧などが飾られていました。

さて、参拝のあとはまた入り口に戻ります。

こちらは拝観料を払う場所でもありますが、ご朱印もこちらでいただきます。
今回はこちらの大猷院でご朱印帳を買いました。
今までも持っていましたが、神社様と寺院様を分けるために、寺院様として購入。

実は、こちらで買ったのにはもうひとつ目的がありました。
大猷院でこの御朱印帳を買った時のみ、最初のページに金文字でのご朱印
書いていただけるのです。

それがこちら

ご覧のように、普通のご朱印と合わせて書いて頂きました。

そろそろ帰ろうかと思いましたが、すぐ目の前に常行堂というのが目に入ったので
折角なので立ち寄ることにしました。

こちらは仏様の周りをぐるぐる回って修行する場らしく、まんなかに本尊の阿弥陀如来像があります。
入り口でご朱印帳を渡すとぐるっと回ってくるように言われます。

ひと回りした後に頂いたのが、こちらのご朱印。
今日一番見事と言っても過言ではありません。
字体の美しさにほれぼれです。

時刻もだんだん夕刻となってきましたので、この日はこれで帰ることにしました。
帰りは先ほどの三仏堂から神橋へ。

バスを待っても良かったのですが、下り坂でもあるので、帰りはゆっくりと歩いて駅へ。
来る時は東武特急ですが、帰りはJR。
日光駅から宇都宮に出て湘南新宿ラインで帰ってきました。

終日日光というパワースポットにいたせいか、清々しい気持ちとなった一日でした。

 

 

 

 

 

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