久々のブログ更新です。60歳の昨年は忙しすぎて、ブログの更新する余裕もない1年間。
ここにきてようやく時間もとれるようになったので、また少しづつ復活していきたいと思います。
60歳での大きなイベントは以下の3つでした。
- 父が90歳でなくなる
- 自宅のリフォーム
- 3ヶ月間の六本木生活
では、それぞれどんな事だったか紹介したいと思います。
父が90歳で亡くなる
父は私が高校生の時から出身地である熊本に戻り、しばらくは単身赴任をしていました。
そして、私の弟が就職してからは母も熊本に戻り、夫婦二人の生活を送っていました。
熊本では夫婦二人の生活をしており私が福岡で単身赴任していた時代は、月に1回は様子を見に行っていました。その後私の勤務地が東京になってからは数か月に1回のペースで様子見に熊本を訪問していました。
高齢者の2人暮らしでは色々問題も起きます。途中からはケアマネジャーさんのサポートを受け、ほぼ毎日、看護師さんか介護士さんに面倒をみてもらうスケジュールを立案してもらいました。ケアマネさんや介護士さんには緊急時には業務外の対応もしてもらい感謝の日々でした。
しかし、そんな生活も長くは続けられず、2年程前から二人そろってグループホームに入居する生活になりました。
ただ、入居後半年後にはコロナとなり、老人ばかりを集める施設では十分な面会時間もとれないということで、熊本にいってもわずかな面会時間となる状況が続いていました。
そんな中の昨年の6月、それまで元気だった父が急遽具合が悪いとの連絡を受け、家族そろって熊本へ。
2週間前に弟が熊本に行った先は普通に食欲もあった状態なのに驚きです。
父は苦しむこともなく、だんだんと呼吸が弱くなり亡くなりました。
たまたま、元々熊本に行く予定にしていたこともあり家族も呼んで、みんなで看取ることができたのはよかったです。
その後は、熊本での葬儀、四十九日と横浜の墓地への埋葬。
葬儀やさまざまな手続きに追われた年でもありました。
自宅のリフォーム
60過ぎたら終の棲家をどこにするかという事も大事なことです。
前々から検討はしていたものの、我が家の場合、今の住まいからの眺めがよく、目の前を遮るものがないこと、新横浜駅や東名高速のICも近く妻の実家である大阪にいくのにもアクセスがよいこと。などから今の自宅(マンション)をフルリフォームして住み続けることとしました。
ポイントは80過ぎまで住むことを考慮してのバリアフリー化。床面は完全フラットにしました。
リフォームというのは、出来上がったものを買うのは違い、毎週のように各社のショールームにいき、ひとつずつどうするかを決めていきます。キッチンだけでも扉の色、取っ手の形や色、流しの色、食洗器の種類、換気扇の種類など決めないといけません。それが、風呂、トイレ、洗面、壁紙、照明、コンセントの位置などすべてメーカー選定から始まるのですから大変です。
この間に先ほどの父の葬儀もあり、その合間のぬってのリフォームの打ち合わせと忙しい日々を過ごした年でした。
3ヶ月間の六本木生活
自宅のリフォーム期間中は自宅にはいれませんので、仮住まいとなります。
私の場合は、リフォーム会社が所有する六本木のマンションを選択。3ヶ月間の都会での生活でした。
ちょうど父の49日が終わった翌週での引っ越し。3ヶ月間というのはあっという間で、引っ越し荷物の片づけに1週間以上かかり、そのあと生活環境に慣れてきたと思ったら早くも1ヶ月経っています。
この機会にいろんな友人が六本木に遊びに来てくれたのがよかったです。
六本木の生活というのはどこにいくのも近くて便利でしたが、生活するには窓を閉めていても結構騒音がはいってくるもので、自宅に戻った時にはあらためて自宅の静かさを感じました。
まあ、一生のうち六本木に住むというのはこの3ヶ月間と思うと貴重な体験をさせてもらいました。
60歳の1年間はこんなことで追われる中、仕事面でも11月以降、管轄部門が増え、忙しさが増す中、十分に本も読めないような生活でストレスもたまった1年ではありました。
いつの間にか61歳になってしまったという感じです。
この1年間は次のステージにむけてしっかり準備を進めたいと思います。
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