2021年に私が読んだ本 BEST5を紹介します。
毎年私は、参加している読書会の企画で年末には参加メンバー各自が「今年の私の読み応え本 3冊」の発表会をしています。
今回紹介するのはその時の3冊に2冊を加えたBEST5です。
私が選んだ本は内容がよかったというよりも、本を読んで影響を受け行動が変わったとか、この年だったのでこの本だなという視点で選んだ本になります。
では、順に紹介していきます。
第5位:定年起業を始めるならこの1冊! 定年ひとり起業 大杉潤 著 自由国民社
定年後の働き方は色々ありますが、起業するという道もあります。
著者の大杉さんはひとり起業(実際には奥さんと一緒のふたり起業)という道を以前より進めており、本書はその具体的なやり方を紹介しています。
定年後のお金周りについても語っておられます。
私は転職したお陰で定年はまだまだになったのですが、本書を読み返しては今後について考えさせられています。
第4位:戦略的思考トレーニング 目標実現力が飛躍的にアップする37問 三坂健 著 PHPビジネス新書
本書については、前回のブログ記事でも紹介しています。
目標実現するための考え方をしっかり学べました。
前回の記事にて本書は紹介させていただきました。
戦略的思考トレーニング by 三坂健 ~ やりことが中々達成できないと思ったときにおすすめ【読書記録】
第3位:温暖化で日本の海に何が起こるのか 水面下で変わりゆく海の生態系 山本智之 著 ブルーバックス
昨今の気候変動に関する議論では大気中のCO2排出量についての議論が中心となっています。
しかし、これまでも排出されたCO2をその多くを海が吸収していたことを知り、それがなかったら更に大きな気候変動があったのだろうと意識させられた本です。さらに、そのため海に何が起こっているのかということもできた貴重な一冊でした。
第2位:「戦いの音楽史」 みの 著 KADOKAWA
昨年「人生を変えるサウナ術」という本を、私の読み応え本3冊にいれました。
昨年はこの本を読んで、週に2~4日サウナに入る日々を過ごしています。
本書も同じように、音楽の聴き方を変えてくれた本です。
本書の冒頭にある名盤50のうち9つのアルバムを新たに聴くことができ、新たな音楽との出会いがあったこと。また、音楽の聴き方という点でおおいに学ぶ点の多い本で、この本がきっかけで「ロック史」「教養として学んでおきたいビートルズ」といった本を読むことに繋がり、更に深い理解に繋がりました。
第1位:「東京タイムスリップ 1984-2021」 写真 善本喜一郎 河出書房新社
この本は、東京の同じ場所で1984年と2021年の風景を撮り較べた写真集です。
場所は「新宿」「渋谷」「五反田・新橋・有楽町・銀座・日比谷・東京・上野・浅草・秋葉原・お茶の水・池袋赤坂・代々木」。これだけの街を比較していますが、実際は新宿・渋谷がメインです。
1984年とは私が大学を卒業し、就職した年で、
そして、2021年というのは、そのまま会社勤めをしていたら定年を迎える年となります。
そのの二つの年を、新宿、渋谷という学生時代に主に過ごした街を比較しているということで速攻買いした本。本来なら定年を迎えることの年にこんな本が出たという偶然に、なにか導かれたようです。
1位の本は実際には読んでどうのこうのという訳ではありませんが、記念すべき1冊だったとの選択です。
さて、2021年は自分としては、あまり本を読めなかったという印象でしたので、今年はもっと多くの本と出会いたいと思います。
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