黒部ダムと上高地観光~HISのバスツアーで山岳リゾートを満喫【2019年夏休み】

旅行記

2019年の夏休みは転職直後でもあり、わずか1日。
とは言え、せっかくなので1泊2日バスツアーに参加することにしました。

実は今回のツアーですが、最初に申し込んだ日程が最少催行人数に達せず中止になったのです。
そこで、同じ内容で催行が決まっている日程での申し込み。夏休みの予定も変更したという事がありました。
そんないきさつもありましたが、ツアーは存分に楽しんできました。

1日目:新宿~果樹園~黒部ダム

出発は都庁駐車場

集合は7:15
集合場所はなんと新宿の東京都庁の駐車場なんです。
実際いってみると、HISだけでなく、クラブツーリズムやTrapicsなど様々なツアーの出発場所になっていました。

東京都庁の広場

ここの注意点は出発前にトイレに行こうとすると、こちらの都庁側に来ないとトイレがないこと。しかも男子トイレは離れているので大変でした。
申し込んだツアーは満席でしたが、みなさん時間通り集合し予定通りに出発しました。

最初の目的地はブドウ狩り

新宿を出発すると、中央高速に乗り山梨方面へ。
途中、談合坂でトイレ休憩をとったあとは最初の目的地へ。
勝沼ICで降りると周りはブドウ園ばかり。
今回は「一古園」という巨大なブドウ園が目的地です。
こちらでは最初に簡単な案内のあとは自由時間となり各自ブドウを採っては食べ放題の時間になります。

ブドウ園の方から採りかたについての説明

食べ残しは買い取りになるとのことなので注意です。
どんだけ食べられるかと思っていましたが、いくら美味しいブドウでも、一粒一粒が大きく一人一房食べて、もう次にはいけない状態でした。
ちょっと残念な気持ちですが、十分ぶどうを食べた感はあります。
ブドウ園の方に話を聞いてみると、ぶどうは10月の方が美味しいそうです。

扇沢から黒部ダムへ

ブドウ園で過ごす時間を終えると、バスは次の目的地の黒部ダムを目指します。
今回のツアーでは1日目の昼食はありません
そこで、バスは諏訪SAに立ち寄ります。
ここで食事をとるか、お弁当などを購入しバスで食べるかの各自選択となります。
諏訪SAは釜飯も名物らしく、どんどん売れていました。
我々は食べ終わった釜の処理が面倒なので、ベーカリーでパンを買うことにしました。


扇沢駅には14時前に到着します。ここは、夏の登山で来たばかりのところです。
ここから電気バスで黒部ダムに向かいます。
ツアーの良いところは電気バスのチケットなどもすべて手配済なところです。

さて、電気バスに乗っていよいよ黒部ダムに到着です。1時間半ほど自由時間があります。

降りていく階段の様子

これだけ下るので、体力のない方はきつそうでした。
また、細い道の下りは結構こわいです。

階段をくだる様子

どんどん下るとダムの放水地点に近い位置まで降りていきます。
まじかで見る放水はすごい迫力です!

下をのぞき込むとこんな風景。まだまだ高さがある。
当時の工事の様子の展示

川をせき止めて、これだけの湖にするのですからすごいですね。
このあとはダムの上を歩き、向こう側までいってみました。
黒部ダムは発電所がダムの地下にあるらしく、発電設備を見る事はできません。

ダム見学のあとは再び扇沢駅に戻るのですが、これが帰り時間に人が集中するので大混雑。
電気バス4~5台が満員でした。座りたいなら早めに並ぶ方がよいですね。

宿泊したホテル

宿泊場所は白馬岩岳スキー場のすぐそばのホテルです。
ゲレンデまで歩けるので冬はスキー客でにぎわうのでしょうね。
部屋は和室で、やや合宿所の雰囲気です。
ホテル周りを散歩してみましたが、まわりにはまったくお店がありません
ホテルにも遊具設備や売店もないので、大浴場にはいるくらいしか楽しみがないのが残念。

食事やけっこうおかずがあり、つまみになります。
全部食べ切れず残している人も多かったですね。

ホテルの夕食。ご飯はおかわり自由で自分で好きなだけよそいにいきます。
せっかくなので、白馬の地ビールを頂きました。

2日目:白馬で気球体験 ~ 上高地へ

早朝の気球体験


2日目の朝は気球体験から始まります。
ただ、気球体験はオプションです。費用はひとり\2,500でした。
前日に申し込みが必要です。
集合は朝5:30。ホテルまで迎えにきてくれます。

気球は上がるのは50m程度。
順番にツアー客を乗せて、上がっては降りてを繰り返しています。
乗車すると、あっという間に上がっていきます。
聞こえるのは時々点けるバナーの音だけ。

長野オリンピックのジャンプ台や、遠くの山々がよくみえます

安曇野アートヒルズミュージアム

 

気球体験の後はホテルに戻り朝食。そして出発です。

1時間程走って、「安曇野アートヒルズミュージアム」に立ち寄ります。
ここには、ガラス細工など様々な工芸品がおいてあります。

そんな工芸品には目もくれずに、リンゴソフトを食べました。
そして、このリンゴソフトが実に美味しい
リンゴのしゃりしゃりっとした食感に近いざらっとしたソフトでした。
こちらに来た時は、おすすめです。

リンゴソフトは外で食べると気持ちがいい

上高地散策

つづいて、今回のツアーの最終目的地「上高地」に向けて出発です。

上高地はリピーターも多いのか、参加者によって行きたい場所が異なるようです。
そこで、バスの中で降車位置の確認があります。

我々は初めてなので一番手前の「大正池」で降りて、「河童橋」まで歩いていくことにしました。

上高地はかなり道は整備されていますが、岩場もあったり河原は石も多いので運動靴を持って行った方がいいですね。

今回のツアーではお弁当をバスの降車時に配られました。

大正池 ~ 田代池 ~ 河童橋と歩いていきます。
約1時間のウォーキング。

お弁当は河童橋近くで頂きました。

大正池は向こうにみえる焼岳の噴火で堰き止められて出来た池です。水の色が不思議な美しさ
このように整備されている箇所が多い。

配られたお弁当。河童橋に近づくと食べられる場所はたくさんあります。

河童橋について穂高連峰を望む。

河童橋到着後は周辺をウロウロしたあとに「五千尺ホテル上高地」のラウンジで休憩することにしました。
ここはコーヒーが美味しく、またケーキセットが有名なようです。
私はボリュームたっぷり「アップルパイ」を頂きました。

 

五千尺ホテル上高地 のアップルパイ

 

帰路そしてまとめ

 

五千尺ホテル上高地の横にはお土産屋もあります。
お土産を買ってバスターミナルに向かうと、皆さんちゃんと集合時間に集まり、
予定通り出発す。

帰りは松本から中央自動車道へ。
諏訪SAと談合坂SAで途中休憩をとり一路新宿へ。
途中ちょっとした渋滞もあり、新宿到着19時半過ぎでした。

今回は、初めて1泊2日でのバスツアーに参加でした。
バスに乗ってさえいれば、様々な目的地に連れていってくれるといのは、効率よく数か所を回れるのはいいですね。

そしてプロが考えたコースにはそれなりの工夫があり、自分では考えない観光地の組み合わせを楽しめることができます。

ただ、1泊2日ツアーは日帰りではいけない遠い場所に行く関係でバスの乗車時間が長いという印象でした。

ところで今回、実はバスに忘れものをしてしまったのです。
すでに新宿から地下鉄に乗車後でしたが、添乗員さんから電話を頂き、移動済とお伝えするとなんとバスを降りた場所で待ってくれるとのことです。
お陰様でとりに戻ることができました。HISの添乗員さん感謝の気持ちを込めて今回のレポ―トを締めたいと思います。

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