【書評】ふがいない僕は空を見た by 窪 美澄 ー 人生って悲しいけどきっといいことある

最近、映画化もされましたが、映画を見る前にまず一読。
小さな街の出来事。
子供ができない主婦とコスプレでセックスをする高校生。
主婦がアメリカで体外受精するためにいなくなり、喪失感に襲われる。
主婦は子供の時からのいじめられっこ
同じくいじめられっこだったストーカーと結婚するが、
姑に子作りを迫られ、体外受精することに。
主婦とセックスしていた高校生に恋する女子高生。
2人の友達は団地と呼ばれるところに住んでいる。
そこは、再貧民層の住まいで、子供の時から万引きするなんて当たり前。
そこに住む男子高校生は、父は亡くなり母は恋人のところへ
残されたおばあさんは認知症。バイトでなんとか生活するが、精一杯。
同じ団地の女子高生。
コスプレ高校生の写真を近所に配布している。
コスプレ高校生は登校拒否に。
その母親は自宅で助産婦をしている。
息子をおもいつつも毎日出産に追われる毎日。その昔は不倫事件を起こしたり
やはり問題を抱えている。
それぞれの人生。誰もが順風満帆とは言えない。
読みながら、ちょっと悲しさと虚しさを感じつつも、先にちょっとだけ光を
見せてくれるのが、この小説の良いところか。
次は映画でどう表見しているのか観てみたいものです。

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