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著者は16年のCA生活でファーストクラスのお客様と接してきた
本書はその経験からファーストクラスに乗る、いわゆる成功者たちにはいくつかの共通点があることに気づき、それを読者に紹介している。
まずはファーストクラスとは何か?そしてなんでファーストクラスを選ぶのか。
そのポイントはひとつはプライバシーが守られるということ
そしてもうひとつは疲れるのが当たり前の空間で、逆に疲れを癒す。そして現地についたらフルパワーで働けるようにするということ。
そういう事からファーストクラスでは、寸暇を惜しんで仕事をする人はいないそうだ。
一方ビジネスクラスは文字通りバリバリ仕事している人が多いそう。
私はどちらも乗った事がないが、エコノミーではどちらもできず、窮屈な中、小さな画面で映画を観るのが精一杯ですね。
そのファーストクラスに乗るお客様はから気がついた習慣
まずはよくメモをとるということ。
CAのちょっとした現地情報などでもどんどんメモをとるし、CAへの依頼事項でもメモを渡す人が多いということ。メモをとることで周囲への心遣いにもなること、信用も得られること、記憶を強化するなど、そう言われると仕事相手でメモを取らない相手って信用できませんよね。改めて気づかされます。
次に当たり前ですが、健康管理に気を配っている。朝の時間を大切にする。そして読書家ばかり。
普段高いパフォーマンスを発揮するには当然ですし、よいアウトプットにはよいインプット
当たり前の事ですが、習慣化しているかどうかが大事だと感じました。
次の章では、ファーストクラスのお客様の話し方、聞き方を実際にビジネスに活かす方法
ポイントは「わかりやすい言葉でわかりやすい言い回し」を使う。
よい声をだすためのよい姿勢
いきなり話しかけたりせずこれから話すぞと予告をする
相手の話しの一部を繰り返す
などなど、やはりいつも多くの人に語りかけ理解してもらう人には大事ですね。
次は見た目です。
まずは「挨拶」飛行機で知らない人どおしがあっても、ひと言の挨拶で冷えた空気がやわらぎます。
挨拶で第一印象を良くしたら、次は第二印象。ポイントは姿勢、顔、声。
ここでは特に顔について共通点を説明。もともとの顔はよくならないのですが、見せ方でだいぶ変わります。
そのひとつは「眉間にシワを寄せない」。鼻はきれいに。そして目は輝かせる。そのためには眼球をよく動かすこと。さらに口角をあげる
最後はファーストクラスのお客様と接することで著者が発想を学び、自分で考えるた事を紹介しています。
書いてあることはとても当たり前の事ばかりなのですが、自分に照らし合わせると、中々できていないなぁと気がつかせてくれる一冊。
ファーストクラスに乗れる様になるかどうかはわかりませんが、人によい印象を与える人になるためには色々気づかされてくれる一冊でした。
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