三月の招待状 by 角田 光代 【読書記録】

前回のエントリーが大学時代の青春恋愛小説でしたが、
今回は大学を卒業して14年。 30代半ばの男女の物語。
男女6人は大学を卒業しても、そのままの気持ちでガチャガチャとつきあってます。
その中には、大学時代からつきあって、結婚している2人がいます。
物語はその2人からの離婚式のパーティーの招待状が届くことから始まります。
それから1年間にわたり、月ごとのエピソードの物語。
誰が主人公かわからないけど、主には女性3人の視点から書かれてます。
離婚式をした女性の他には、
卒業して割とすぐ結婚して専業主婦に収まる女性
ライターとして自立し、9歳下の男と同棲している女性
の視点での物語です。

それが離婚式での出会いをきっかけに、当時の憧れの気持ちや初めて気づいた気持ちなど
当時の記憶を思い出しながら、色んな事件が起こります。
まだまだ、30代。歳をとったと思いたく無い中、これからどうしようという気持ちでの毎日。
あー、楽しい。

自分はこの頃、子育てに追われてたな〜。(うちの奥さんはもっと追われてましたけど)
それにしても学生時代の仲間といつまでもがちゃがちゃできるってのはいいですね。
自分の周りの仲間たち、僕が福岡に異動になっているので、中々会えませんが、
上京の時はできるだけ会いたいものです。

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