なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? by 田中 裕輔 ー としをとっても自分の価値を磨かなくていけないと気づかせてくれた一冊【読書記録】

この本はタイトルに対して答えていない。
著者の田中さんは新卒でマッキンゼーに入社。
そこでの苦労となぜ自分がマッキンゼーを辞めたかというのがこの本の内容である。
戦略の立て方やマッキンゼーの手法をロジカルに語った本ではない。
ただ、ここに書かれている事を参考に、自らの仕事においても、もう少しロジックを明確に
するようにしなければならないなーという点は参考になる。
それにしてもマッキンゼーってのは大変な会社である。
入社のエピソードがあるが、普通の大学生では答えてられない様な質問。
それをすぐに回答っをロジカルに組み立て説明するのだからすごい。
著者の田中さんは一橋大学だが、マッキンゼーに入社してみると、まわりは東大それも大学院卒ばかりでまわりの頭の良さに不安になるというエピソード。
一橋大学も十分賢いとおもうのだが・・・。
ビジネス経験がない新卒がいきなりお客様先で事業の分析、課題の発見、解決策の案を出していくというシビアさ。クライアントとの会議では発言しないと自分の価値を出せないという緊張感。
そんな環境で3年も働くと成長するだろうけど、すり減るだろうなー。
この本を読んで、改めて自分の価値を出し続けるためにはどうしなければいけないか。
また、いくつになっても成長を目指す。
と、いうことに気づかせてくれた一冊でした。

 

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