「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズ3冊目である。
今回は7社を紹介していまうす。
目次から
1 高齢者の方々の無数の「ありがとう」をいただく奇跡の靴メーカー:徳武産業
2 理想を求めて「しあわせを載せる」タクシー会社をつくりあげる:中央タクシー
3 MEBOで親会社から完全独立。会社の理念は「すべては社員のために」:日本レーザー
4 精神障がい者の方々と働く場との「つながり」をつくる:ラグーナ出版
5 障がい者の雇用に力を注ぐ、日本でいちばんおおきなはんこ屋さん:大谷
6 社員、地域、お客様にやさしい会社は不況下でも高成長:島根電工
7 東日本大震災ーご遺体の仮埋葬・掘り起こしっで人間の尊厳を守り抜いた葬儀社:清月記
どの会社も社長が最初に起こした訳ではない。親の商売を引き継ぎ発展させた会社もある。
しかし、何かに気づき、高い志で会社を経営する。
そこにあるのは弱者へのやさしさ、お客さまへの暖かいまなざし、従業員のしあわせ
立派、立派すぎる。
自分は頭の中ではそれぞれ大事なことだと思うが、実行に移す程、大きな気づきを得られてないのか、
それとも気づかないほど鈍感なのかわからない。
7つの会社を紹介しているが私が印象に残ったのは
2の中央タクシー。他社のタクシー会社の運転手が自分の娘の結婚式ではサービスの良い
中央タクシーを選んでしまう。というエピソードがあるほどお客さま視点でのサービスを
提供していること
3の日本レーザー。会社の最大の目的は雇用すること。という社長。従業員と役員の出資で
親会社から買い取ってしまう程従業員の信頼を得、会社を好きだと思わせるのがすごい。
ビジネス的に共感できたのは7の島根電工。公共工事ばかりを待つ同業とは違い、
小口の消費者相手の商売を行い事業の拡大につなげた点。
どの会社も立派なので、差を付けるものでもないのですが、あくまで私の印象に残った
会社です。
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