今年は本を読まなきゃと思っているのに読書量が落ちていて反省。
そんな時、「一分一秒を、自分の大切な事だけに費やすために」と表紙に記載されている本誌を手にとった。
同じく表紙に書いてあるが、決して時間活用術の本ではない。
時間に対する考え方の本で、あっという間に時間だけが過ぎて行くのに自分がやりたい事に近づいていない自分にとっては色々腑に落ちる点も多かった本です。
では、章ごとに印象に残った文面を紹介しよう。
第1章 渇く
年齢を重ねても、渇望する力さえ失わなければ、人は青春を保ち続けることができる
第2章 聞く
人間は、理屈で動く部分と、情緒で動く部分がある。と、いうより理屈以外の部分で動くことの方が圧倒的に多い。
したがって、まずは目の前にいる人間への敬意を表することが重要であり、真っ向から反論するのは無用な対立を招くだけだということに気がついた。
第3章 読む
私は、1時間を読書に費やした場合、その後の3時間はそこから何を得たかを考え、思考の広がりをアウトプットするようにしている
第4章 選ぶ
選択に悩んだとき、どう決断するか。大切なのは段階を二つに分けることである。
選ぶまでの段階と、選んだ直後からの段階だ。選ぶ前の段階では、正解の可能性が高い道を選べるよう、最善を尽くすしかない。(中略)選んだ直後からは、自分の選択を正解にしていくという決意を持つ。
第6章 創る
脳のなかにはいつも発想が眠っている。自分で起こそうとしないかぎり、それはずっと眠ったままである。
自分の真実を優先できる自信を持つこと。信じるに値する判断能力を、日々努力して磨いていく必要がある。
第7章 進む
私は「自分がいま死ねるか、自殺できるか」をつねに問うてる。結論はいつも「死ねない」である。そして、ではなぜ死ねないのかを問い、その理由を書き出してみる。一番優先順位が高い理由が、いまを生きる理由である。
これ以外にも印象に残ったブレーズはありますが、全体としては、自分にとって大事なものは何か?
そのために自分の大事な時間を使おう。というメッセージだと感じました。
自分にとって大事なもの、しっかり考え、浅い思考にならないようにと感じた次第です。
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