7月の終わりにトレッキングなんて、多分汗ダラダラでかなり消耗するだろうと思っていた。
今回のトレッキングコースは九州オルレ 平戸コース。
夏に行くには海のそばでちょっとは涼しいのではという根拠のない選択。
いざ、行ってみると大変気持ちがよく、また平戸の町も趣きのある良い町だった。
では、早速紹介しよう。
九州オルレとは
このブログでも何度か紹介しているが、オルレとは韓国 済州島で始まったトレッキングコースの総称。
無理なく初心者でも楽しめ、自然を楽しむことができるコースである。
九州でも同じ様なコンセプトで整備されたコースが現在15コースある。
今回選んだのがその中のひとつ長崎の「平戸コース」になる。
スタートは平戸港交流広場
ここには駐車場もあり、充分なスペースもある。
料金は1日最大で¥1,500。我々は8時頃ついて、16時前までとめていたが、¥1,100で済んだので中々上限まではいかないだろう。
観光案内所もあるので、オルレコースのマップもここでもらえる。
スタート地点は平戸港なので、停泊されている船を見ながら歩き出します。
海もきれいでたくさんの魚も泳いでいる。今回はタコ泳いでいるのを初めて見ました。
商店街からお寺へ
港から商店街を抜けると最初の見所。「最教寺」
ここは、毎年節分の日に赤ん坊の泣き声を争う「子泣き相撲」を行うお寺だそうです。
三重塔が立派でした。
最教寺を抜けて一般道に出るとすぐにコンビニがあります。
コース中はここを逃すとコンビニは無いので食料など補給するならここがラストチャンスです。
分岐点には必ず矢印
オルレコースは方向が変わる際はこんな木製の矢印があるので、道に迷う事はありません。
青が正方向、赤が逆方向のです。
山道から峠へ
そして平戸コースは町や寺を抜けたりもするし、こんな山道にも入っていきます。
1時間程登っていくと川内峠
ここまでの登りもゆるーい感じで初心者でも問題ありません。
峠に出るとこのような素晴らしい展望。
風もあり、すがすがしささえ感じます。
このカンセと呼ばれる馬を模したのも目印です。頭の方向に進みます。
頂上からは360度のパノラマ
九十九島や平戸大橋も遠くに見え、長崎らしい形状を感じます。
そして、緑の海の青がとてもきれい。
みんなで記念写真も撮りました。
クルマでくる事もできます。
走っても気持ちいいだろうなあ 。
峠にはこんな碑もあります。
「山きよく 海うるわしとたたえつつ 旅人われや 平戸よくみむ」
という歌が彫ってあります。
50年程前の歌ですが、まさにこの風景で感じた事をよく表しています。
峠の頂上への道はこのような感じ
こちらも初心者でも問題無い道です。
頂上まで行ったら後は下り。
ただ、下りと言ってもアップダウンを繰り返しながらの下りです。
ちょっと下ったところにデイキャンプ場があります。
水も出ますし、テーブルと椅子もあるので、休憩や昼食にちょうどいいでしょう。
それにしても、夏休み中の土曜日だというのに誰もいないデイキャンプ場でした。
ここからまた山道に入ります。
コース上にはずっとこんなリボンがぶら下がっているのも助かります。
9,2km地点にある休憩所
ここからは眼下に総合競技場が見渡せます。
この日は少年野球の試合をしていました。
平戸中心部の観光ルートを散策
総合競技場や野球場横を抜けて一般道を歩くと平戸の中心部の観光になります。
まずは平戸ザビエル教会。そして、第26代平戸藩主 松浦隆信(宗陽公)の墓などをみて
坂道を下ると寺院の間からザビエル教会の先端が見える風景に出会います。
そしてコースは段々と街中に
樹齢400年の 大ソテツ
でかいです。
そしてコースももうすこし
歩くのにも力が入ります。
そして、平戸オランダ商館を見た後は昔ながらの街並みへ
海鮮の美味しい平戸の街。
こんなお店もあります。
街中にはいるとコースわからなくなりがちですが、ちゃんとコースを示すリボンはあります。
そしてゴールは平戸温泉うで湯あし湯
うで湯は珍しいので、早速利用。とろっとしたお湯で気持ちがいいです。
そしてゴール
まとめ
距離にして13km
朝8時頃出発し、とろとろ観光しながら歩いて、14時頃ゴール。
一生懸命あるけばもっと早く歩けるでしょう。
平戸の街で美味しい刺身の定食を食べてから。温泉に入る事に。
平戸のホテルはほぼ大浴場を日帰り客のため開放しています。
我々はこちらに行きました。
平戸温泉 みづきの湯
海に面した露天風呂と水族館大浴場
入湯料も¥600。タオルも1枚貸してくれます。
真夏のトレッキングでバテる事を覚悟していましたが、非常に気持ちの良い天気に恵まれ
また、平戸の街、食べ物、温泉を楽しめた充実した1日となりました。
コメント
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