3月末で2012年からの5年間におよぶ福岡での単身赴任生活を終えることになった。
5年目ともなるとそろそろ福岡での生活は最終年度かと思いながら過ごした1年であるが、
終わってみるとさびしさと充実感の両方の感覚があり、また、福岡にきて良かったと感じた多くの点があった。
早速ではあるが、最後の1年、楽しんだこと、感じたことを紹介したいと思う。
まずは楽しんだことから。
自然を感じ、身体を動かして感じた生活
福岡は九州での人口流入も多く、今なお成長している都市である。
空港も近く、外部からのアクセスがよくまだ商業施設もコンパクトに整った都市であるが、一方とても自然に近い都市なのである。
私が福岡に来た時に思ったのが、福岡にいる間に「屋久島に行きたい」ということ。
これは、3年目に実現した。
ただ、いきなり屋久島と言うわけにも行かないので、福岡にきてはじめたのが登山。そして、日々のトレーニングとして、自転車でのサイクリングを始めたのである。
1.気持ちが良かった糸島サイクリング
私の自転車は本格的なロードレーサーではなく、クロスバイク。最初の頃は10kmも走ると十分であったが、5年目になると40kmくらいはまったく問題なく走れるようになった。
これには、福岡の街が平らな道が多いことも影響している。
サイクリングコースは、西の糸島方面に向かうか、北上し志賀島方面。
私の場合、すっかり糸島サイクリングの虜になったのである。
▲こんな海辺の道を走ります。クルマも少なく気持ちがいい。
この辺りの海ではサーフィンしている姿も多く見かけます。
▲途中見かけるロンドンバス。
この向かいは人気のカフェ「カレント」がある。
このバスもカフェとして営業中。
▲糸島の名所「二見ヶ浦」の夫婦岩。そして愛車。
この地点は家から約23km地点。多くのサイクリストの休憩地点でもあります。
▲毎週の様に糸島を走っていると季節を感じます。
糸島は二毛作。5月くらいまでは麦。そしてその後に田植えが始まります。
▲気候が良いのか、稲はあっという間に育ち、秋には稲刈りの風景も楽しめます。
毎月走っていると季節が変わっていくのを肌で感じられるのはとても良かったですね。
昨年の走行をまとめると
- 4月 3回 141.5km
- 5月 3回 202.16km
- 6月 2回 115.3km
- 7月 3回 172.21km
- 8月 3回 122.11km
- 9月 1回 64.08km
- 10月 2回 102.9km
- 11月 0回
- 12月 1回 50.38km
- 合計 18回 970.64km
ベストシーズンの9月10月が週末に雨が多かったこともあり、残念ながら1,000km超えることができなかった。
2.サイクリング&グルメ
自転車で走っていると時々見かけるお店に入るのも楽しみの一つ。
こちらもそんな中見つけたお店です。
▲文字通りタンタン麺のお店。夏は季節限定冷やしタンタン麺がオススメ。
場所はこちらです。
こちらのお店に行った時のレポはこちら
福岡はラーメン系だけでなく、うどんも美味しいのです。
▲こちらは福岡市西部で多く見かける牧のうどん
うどんがどんどん出汁を吸うので、途中でヤカンから出汁を追加します。
テーブルの上のネギもかけ放題のお店
サイクリング帰りに立ち寄るのは、こちらのお店
3.登山と旅
単身赴任中に揃えた登山道具。福岡の10月は登山には最も良い季節となります。
最後の年も一気に登山を楽しみました。
▲西鉄太宰府駅から歩ける宝満山。
頂上からは博多の街が一望でき気持ちが良い山です。
ただ、登る途中は修行山のようでやや辛いかもしれません。
この時の登山については、こちらのエントリーで紹介しています。
10月にはもう一回登山に行きました。
突然思い立って行った登山でしたが、とても気持ちの良い登山
この時の登山については、こちらのエントリーで紹介しました。
3月には九州ラスト登山
多良岳と嬉野、武雄の二つの温泉に行ったのは良い思い出です。
九州オルレでトレッキング
九州各地にあるトレッキングコース「九州オルレ」
最後の1年では3コース程回りました。
▲唐津コースのスタート地点です。
秀吉が朝鮮出兵の際、武将たちを集めた場所。
名護屋城とその陣跡をめぐります。
▲別府コースはバスツアーで参加しました。
▲11月でしたが、天候に恵まれ、由布岳などを遠くに見てのトレッキング。
最後は別府で温泉を楽めるコースでした。
この時の様子はこちらのエントリーで紹介
1月には宮崎県は高千穂コースにも行ってきました。
▲こちらもバスツアーで参加。イベントでの参加です。
こちらについてはの紹介はこちら
アウトドア生活まとめ
最後の1年は普段の生活に定着したサイクリングだけでなく、できるだけ九州の自然を楽しもうとアウトドアを楽しみました。
九州の自然を楽しんだ1年。まだまだ行き足りないのもありますが、充実した1年でした。
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