福岡単身赴任生活 最後の1年。
アウトドアだけではなく、街や旅も楽しみました。
福岡は街で開催されるイベントも多くあります。
なんでそんなの知っているの?と言われることもありますが、普段から街のポスターや
自宅にポスティングされる市の広報や無料のフリーペーパーをみていると結構気付くものです。
知らない街での単身赴任生活は情報に敏感でなくては、楽しめませんよ。
では最後の1年に楽しんだイベントや福岡を基点とした旅について今回は紹介しましょう。
①行事・イベント編
博多祇園山笠
博多で最も人々が熱くなるイベントといえば、「博多祇園山笠」
地域ごとに山笠をつくり、それを担いでスタート地点か博多総鎮守である櫛田神社の境内まで
舁き入れる。その距離約112m。このタイムを競うのだが、その順番で翌年の順番が決まるので
それぞれ力をいれてくる。
櫛田神社への奉納の後は、街を巡る。これが毎年7月15日 4時59分(朝ですよ)に設定されている。
街ではこの日に向けて、7月1日から色々な行事がある。他の地区をまわる 「他流舁き」や
リハーサルにあたる「追い山笠ならし」。「集団山見せ」など本番である「追い山笠」が近くなってくると
街全体が熱くなってくるのである。
▲追い山ならしの様子。まだまだ緊張感はないが、平日のリハーサルの段階でこれだけの
人が山笠に関わっている。
▲街中では何箇所かで飾り山笠をみることができる。これはあくまで飾り。担ぐことは無いのである。
私はこれまで本番である「追い山笠」は見たことがなかった。今回は一度本番を見ておこうと
4時代に起きて、いそいそと出かけたのであった。
もちろんこの日は早朝から地下鉄も動いている。
まわる場所が広域なので、人は多いがなんとかなるもの。
▲さすがに本番は緊迫していましたねー。気合のはいった走りでした。
追い山笠はテレビでも放映していますが、やはり現場でみるのはいいものです。
福岡に単身赴任される方は是非いちど見るのがいいと思います。毎年7月15日ですよ。
福岡城さくらまつり
福岡城跡で毎年3月末から4月上旬の桜が咲く頃に開催されます。
昼もいいけど、夜のライトアップもいいです。
▲このようにライトアップされており、城門が映えます。
お堀への映りこみもいい感じになります。
▲こちらは地下鉄赤坂駅を出て大濠公園に向かう道路沿いからの風景。
正面に小さくみえるのは福岡タワー。
このライトアップの色はどんどん変化しますよ。
さくらまつりは一度入場料を払って中にもはいりました。
天守閣跡では、多くの人が花見酒も楽しんでいますよ。
この時の様子はこちらのエントリーで紹介しています。
福岡市役所前広場でのイベント
福岡市役所前の広場ではしょっちゅうイベントをしています。
何をやっているかをチェックするのも重要。
私はここでのイベントはあまり行かないのですが、2年続けていったのが、「スパークリングフェスタ」(正式名称ではありません)
世界各国のスパークリングワインが楽しめるのです。
▲奥の建物が福岡市役所。
市役所前で昼間っからこんな酒飲みのイベントがあるのですからすごいですよね。
▲スパークリングワインと言えば、白いイメージなんですが、こんな風にカラフルなスパークリングワインがあります。
開催時期は7月末。暑い中、外で昼間からシュワシュワのスパークリングワインはいいですよ。
福岡市役所前だけでなく博多駅前やアクロス横の広場でも色々なイベントが開催されています。
福岡は移動距離が短いので、普段からチェックして自分の行きたいイベントを気楽に楽しめるのもいい点でした。
②福岡を基点とした旅
福岡に住んでいると時々、友人から今度福岡に行くからどこか連れて行ってという連絡が入ります。
福岡市内は夜は楽しいのですが、昼は以外と観光するところがないのです。
しかも相手が何度が福岡に来ていると市内のたいがいのところは訪問済み。
また、最後の1年は妻や息子も来たのでどこに連れているか思案しました。
糸島ドライブ
アウトドア編では私のサイクリングコースとして紹介した糸島。
自動車で回るとより行動範囲は広くなります。
また、面白い観光スポットもあり、3~4時間程度の観光にはちょうどよいかもしれません。
▲自転車でも行った二見ヶ浦の夫婦岩。この写真は8月ですが、これだけのきれいな海は関東ではみれません。
▲こちらは「またいちの塩」のとったん工房
海水がきれいな場所ということで見つけた場所で海水をくみ上げ、徐々に濃度を濃くして
塩を作っている工房です。
▲実際に濃度が濃くなった海水から塩をくみ上げている様子です。
タイミングが良いとこの様子が見られます。
こちらで取れた塩も販売していますし、店頭で買った塩プリンを海をみながら食べるのも最高です。
▲糸島にある酒蔵「白糸酒造」
息子が福岡に来た2月はちょうど蔵開きでしたので立ち寄りました。
タイミングがあえば、めったにない機会なので是非お立ち寄りを。
長崎観光
昨年の夏休みには妻が来復。普段出張で行っている長崎ですが旅行で行くのは初めて。
出張では行かない場所を観光しました。
ランチは市内にある老舗「吉宗」で茶碗蒸しの定食。高そうにみえますが、リーズナブルなお値段です。
吉宗訪問記はこちらのエントリーで紹介
長崎と言えば世界遺産でもある「軍艦島」
ここはツアーを申し込まないといけません。上陸率は70%くらいだそうですが上陸できてよかった。
軍艦島ツアーについてはこちらのエントリーで紹介しています。
長崎では平和公園と原爆資料館も見学しました。
長崎は福岡からはクルマで2時間程度。ちゃんぽんが有名ですが、それよりは寿司が安くて美味しいので夕食では寿司を食べることをおすすめします。
福岡オープントップバス
福岡に来た友人。平日に到着の場合はこちらも仕事なので夕方まで時間をつぶしてもらいます。
そんな時お勧めなのがオープントップバス。
60分間、屋根のないバスで観光できます。乗車した友人たちはみな面白かったというので、
私も最後に一度はということで妻が来た時に乗車しましたが、確かに楽しめました。
日田へのドライブ
大分県の日田市は江戸時代にどこの領地にもならず天領として栄えた街
川が流れ水も豊かできれいなのか、日田で採れた水は天領水として売られています。
サッポロビールの工場やいいちこの工場もあるので、工場見学も楽しめる街。
福岡からはクルマで1時間程度なので、市内観光以外に行くにはちょうどよい距離です。
▲こちらは日田市古くからの酒造「薫重酒造」です。
昔の酒造りの工場跡も見られます。売店では試飲もできます。
横の駐車場が無料なのもありがたい。
▲日田といえば焼きそばが有名なんです。
鉄板にぎゅうっと押し付けカリカリにした焼きそば。
市内には何店舗もありますので、日田に行ったら焼きそばをどうぞ。
この時の体験記はこちらのエントリーで紹介しています。
湯布院
温泉で有名な湯布院。
由布岳を登山しようと行ったのですが、残念ながら雨で登山できなかったのが、心残り。
ただ、ユースホステルに泊まれたのが収穫でした。
まとめ
福岡を基点に色々な行事イベント、そして観光を楽しんだ1年。
他にも行事はあったのだが、とても1年では行ききれるものではなかった。
旅先も鹿児島の「知覧特攻博物館」や「甑島」も行きたかったし、長崎の「壱岐」や
福岡を基点に韓国釜山も行きたかったのだが、行くことができず心残りとなった。
また、機会があればいってみたいと思う。
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