今年の夏の長崎旅行で訪れた最後の訪問地は「長崎原爆資料館」
長崎に原爆が落とされたのは8月9日。今回の訪問は8月11日でしたので、ちょうど原爆投下の日の2日後でした。
あらためて思う原爆の悲惨さ
広島平和公園は2回ほど訪れたことがありますが、長崎は初めてでした。
長崎原爆資料館は爆心地の近く、こちらにあります。
平和公園の下には駐車場もあるので、クルマで来られるからはそちらに停めるか、原爆資料館の駐車場に停めるのがよいでしょう。
資料館に入場するとぐるぐるとまーるくまわって地下に降りていきます。
その過程は現在から過去に戻っていくようです。
そして地下にもぐると爆風で破壊された街の様子が再現されています。
展示物をみると、折れ曲がった鉄柱や飛ばされた建物の石など、その威力を見せるつけらます。
そして長崎の街全体のジオラマと破壊された様子など、その悲惨さは見れば見るほど恐ろしさを感じます。
広島は広範囲に被害をもたらしましたが、長崎は爆心地の周りは山で囲まれています。
その影響もあり、山で囲まれた街の破壊度はすごいものがあります。
そこにいた人の致死率は100%。ほぼ、街を消滅させています。
展示物をみて広島と長崎では落とされた原爆の種類が違うということも理解しました。
まさに、アメリカの実験台ですね。
展示物は被害にあった方服やひん曲がった建造物など様々です。
原爆後の放射線による被害についても展示されており、原爆の恐ろしさをまざまざと感じさせる展示でした。
資料館には西欧からの観光客や中国・韓国からと思われる方も来ていましたが、みな何を感じて帰ったのだろうと思います。
平和公園では平和に願いを
テレビでもよく見る長崎の平和公園
2日前には記念の式典もあったようで、公園の一部にはその名残があり、片付けもしていました。
平和公園のシンボルとはいちおう記念写真
この日も暑い日でしたが、原爆が落とされた日も同じように暑い日だったのでしょうね。
平和公園の入り口をあがるとこんな碑があります。
資料館を見た後だけに、この詩を読みながらも当時の状況を思い浮かべてしまいます。
第二次世界大戦の状況から原爆の是非についてあーだこうだと言うことは今更どうにもならないと思いますが、
被爆国として原爆がもたらす被害についての理解をしておくということは大事なことだなと感じました。
長崎を訪れる機会があれば、この場所は是非見ていただきたいと思う次第です。
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