前回紹介した「長崎 軍艦島ツアー」から戻ったのが16時くらい。
軍艦島ツアーの様子はこちらから
まだまだ時間があるので、せっかくの観光を楽しもうと、どこに行くかを検討した。
元々観光地の候補はいくつかあったのだが、軍艦島ツアーの出発点からは「グラバー園」が近いので、そこに行くことにした。
坂の中にたつ長崎に来た外国人旧住宅跡
グラバー園は大浦天主堂を正面にみて、右手に進むとまもなく入り口が見えてくる
ここまでも坂道であったが、ここからもさらに坂道。
登っていくとようやくチケット売り場に到着。
チケットを買って入場しても続いていくのは登り坂。さすがにここからはエスカレータで登ることができた。
グラバー園は日本の近代に来日した外国人たちの住居があったところ。
長崎は坂ばかりの街なのでしょうがないが、当時住んでいた外国人たちも大変だっただろう。
▼一番上に到着するとそこは「旧三菱第2ドックハウス」
うすいピンク色で美しい建物だ。実はこの日は35度を超える暑い日で夕方になってもまだまだ暑い。
この建物はエアコンが効いていたので気持ちが良かった。
▼さすがに一番高いところにある建物。2階のバルコニーからの眺めは美しい。
遠く稲佐山の高さと同じくらいじゃないかと感じるほどだ。
ここからは坂道を下りながら、外国人たちの旧住宅を見学することになる。
建物はどれも天井が高く、余裕がある造り。当時、日本の建築家が指導をうけながらこのような様式の建物を建てたのだろうか?
資材や窓や浴槽など揃えるのも大変だったであろう。
▼こちらの旧オルト住宅はかなり大きい。色々試したが、どうしてもカメラに建物全体が収まらない。
▼グラバー園の真ん中に広場が位置する。
そこには、テーブルと椅子がありガーデンカフェになっている。
こんな暑いのに誰が座るんだろうと思っていたが、夏の間は夜ライトアップして営業しているらしい。
やや涼しくなった時間帯にライトアップされた建物を見ながら食べたり飲んだりするのもいい感じだろう。
土曜日にはナイトライブもあるようだ。
▼途中ところどころから港に停泊中の豪華客船もみえる。
そして一番下に位置するのが、「旧グラバー住宅」である。
こちらも広い。それにしても園の名前が「グラバー園」なのに、グラバー邸が一番低い位置にあるとは思わなかった。
では、なぜこの場所が「グラバー園」と名づけられたのかは不明である。
まとめ
江戸時代末期。日本が近代への扉を開けようとしていたこと。
多くの外国商人が日本にやってきて、この地にこのような住宅を建てどのような生活をしていたのだろう。
港の船と住宅をみながらその頃に思いをはせてしまう場所である。
ただ、夏の暑さにこの坂はきつい。次はもう少し季節の良いときに来たいものである。
名称 | グラバー園 |
住所 | 長崎県長崎市南山手町8番1号 TEL:095-822-8223 |
入園料 | 大人:¥610 高校生 ¥300 小・中学生 ¥180 |
開園時間 | 8:00~18:00(通常) 特別期間は開園時間が延びます 詳しくは公式HPへ |
公式HP | http://www.glover-garden.jp/ |
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