ホリエンモンこと堀江貴文氏については、色々賛否両論あると思う。
私は、大学時代からオンザエッジという会社を立ち上げ、
それなりに大手企業と取引を行い、ライブドアを上場までもっていた点を
自分ができない事をやったやつとして評価している。
収監された後は、いぜんの毒々しさがなくなり、前よりいい感じになっているのではないだろうか。
そんな堀江氏が語る「本音で生きる」
面白いのは、堀江氏自体がこのタイトルで依頼したとき、ピンと来なかったと言っていること
それは、なぜ本音でいきられないのかということが理解でいきないからだという。
そんな堀江氏が考える人生の生き方を本書では語っている。
本書の構成
本書は
序章:なぜ、本音でいきられないのか
1章:言い訳をやめる
2章:バランスをとるな
3章:本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
4章:すべてを最適化せよ
5章:本音でいきるために必要なこと
で、構成されている。
相手に尽くすが、お互いに寄かからない
堀江氏が本書で何度か語るのが、相手に尽くすということ。
また、尽くすけどお互い寄かからない距離が一番いいといっている。
自分が理解できない例として、マンガ「ワンピース」を例にだしている。
元々財宝を探すことが目的だったのに、いつの間にか仲間との一体感こそ一番大事ということに変わっていることが理解できず、そのような関係は居心地が悪いとも言っている。
本音で生きるには言い訳をしない
本音で生きる上でまずやることは言い訳をしないということ。
お金がないからできない
時間がないからできない
才能がないからできない
なんで言わない。
「やる」か「今のまま」か。
本当に選びたいのはどちらかと投げかけている
有限の時間でやりたいことをやるにはすべてを最適化する
本書を読んで私が一番参考になったのが、この最適化するという考え方
まず抑えるべきことは今生きている時間が「自分の時間」か「他人の時間」かということ。
このことを常に意識することが必要だという。
そして、ずばっと言っているのが「画期的なアイディアなんてない」ってこと。
今の世の中、アイディアなんていっぱいあり、価値は低下している。
それより重要なのが実行力。ようややるかやらないかだそうだ。
堀江氏自身が他の人と違って見えるとしたらそれは情報量の差だとも言っている。
情報の量を浴びることで情報の目利きになれる。そして情報は覚える必要はない。
ただ、浴びればいいと語る。
まとめ
堀江氏は本書ではまったく難しいことは言っていない。
非常にシンプルであった。
ただ、多くの人はシンプルに考えるまでのメンタルブロックがあるから変わるに変われないのであろう。
本書ではそんなことに気づかせてくれた、よい刺激の一冊でした。
今回も読んでいただきありがとうございます。
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