沖本るり子が語る「新しい働き方」への道 〜 会社員から独立起業への道を学ぶ

学びと成長

神保町にある書店 ブックハウスカフェ主催、ビジネス書の著者でありコンサルタントとしても活躍中の大杉潤さんプロデュースによるイベントに参加してきました。

こちらでのイベント参加は4回目。
いつも色んな方の話が聞けて大変学びになるイベントです。

今回は、
1分トーク・コンサルタント
「5分会議」を活用した人財育成家 である

沖本るり子さんの登場です。

イベントの進行を担当する大杉潤さんが沖本さんの様々なトークを引き出し、大変楽しいイベントでした。

(左)大杉潤さん (右)沖本るり子さん

では、早速紹介しましょう。

小さい頃はいじめられる側だった!

最初は小さい時の話から。
沖本さんは広島出身なのですが、市内ではなく島育ちだそうです。
そのため、小さい頃は自然の中でのびのびと育ったそう。
なんと小さい頃はいじめられる側だったそうです。この発言には参加者もびっくり。ただ、幼稚園では逆になったそうで、それならいじめる側の方が長いんじゃないかと思ってしまいます。

その後、市内に引っ越し、それからは皆を引っ張るタイプに。

算数が得意で国語は苦手というか嫌いだった子供。
高校時代は体操部に入部したのですが、女子部員がいなく、その後琴を始めました。ただ、琴を始めた割には古い音楽が嫌いで一人琴でポピュラーを演奏していたというエピソードもあるそうです。

中学から手に職をつけたかった。そして会計士を目指す

なんと中学の時から手に職をつけたいとの意識があった沖本さん。
そのため華道の道へ。そしてついに高校卒業時には華道家のプロになったそうです。
周りは年配の方ばかり。その中に混じって一人10代の娘がいたそうです。

その後、公認会計士になろうと思い専門学校へ進学します。

すぐに公認会計士は難しいことを理解し、税理士を目指すことになるのですが、有名企業に入りたいとの思いから、経理の仕事をさせてくれる会社に入社することにしたそうです。

会社員生活の始まり

最初は経理の仕事についたものの、会社の組織再編で経理を外され販促部門となります。ここでは色々な仕事をやらされたそうです.

残業や休日出勤の時に見つけたのがオフィスのあるPC。みているとあまり使っている様子はない。そのPCを使ってプログラミングを憶え、仕事を楽にする工夫をしました。
ところが楽にするために憶えたのに、上司はそこに次々と仕事を作ってきて大変さは変わりません。
そしてだんだん「ソフトを作りたい」という気持ちにかわっていくのです。

そして、はじめての転職!

ソフト会社に入ったのは29歳の時です。
最初に考えたのはプログラミングを学びながら給料をもらえるなんて、なんていいんだろう!ということでしたが、実際は勉強する暇もなく即戦力としての実践のプログラミング

ここでもお客さまの評価は高かったそうですが、上司に対しては意見するため上司の評価は低かったそうです。
沖本さんからは上司には恵まれなかったという話が度々出てきます。
3年くらいたって、ソフトには自分の意見が通らないということに気づきます。

次の転職先は人間関係がドロドロだったそう。
まず、入社面接が社長とおばちゃんの二人だったそうですが、このおばちゃんがいやな質問ばかりしてきます。普通だったら入社しないところですが、沖本さんは「この人やめさせてやろう」と思ったそうです。
結果的には沖本さんが取締役になり、おばちゃんを追い出すことに。
ところが、この会社、なんと社長が倒産させてしまったそうです。

さて、次の会社でも上司からの嫌がらせあう沖本さん。
ついに本社に転勤、東京にくることになりました。
ここでは、セミナーへ参加を繰り返します。
そして、コミュニケーションセミナーで自分のこれまでの接し方が間違っていることに気付いたそうです。

これだけ転職を繰り返した、沖本さんですが、募集条件には年齢、スキルともあわなかったそうです。
でも、面接で合格する秘訣を教えてくれました。

それは、相手を上と思わない。お互い対応であると思うこと。それと自分が相手の会社に貢献できることをアピールすることだそうです。

独立至るまで

セミナーに繰り返し参加していた沖本さん。
学んでいるのにうまくいかない?という疑問にあたります。
そしてそれは、「海外からもってきたものが多く、日本では通じない。」ということに気づきます。

そこで、研修会社に勤めるのが無駄と思い、会社を立ち上げることになりました。

起業後は、自主開催の公開セミナーを毎日やったそうです。
あとの懇親会で聞きましたが、最初は¥2,000スタート。
集客もさまざまなSNSを駆使してしたそうです。
場所も当初は近所のコピー屋が夜は空いているということで使わせてもらい、
土日は公共施設を利用したそうです。

あるとき、自分のスペースを使った方が良いと気付き、自分のオフィスで貸し会議室にもなるようなスペースを借りて今に至っているとのこと。

この集まらなくてもとにかく毎日やる、ということが大事だと感じました。

 

これからの夢そして出版について

沖本さんは、自分はやりたいことをやってきたのだが、研修に来る人はいやいややってくる人が多いと感じています。
そういう人にやりたい事をやると言うことを伝えたいそうです。

そして、沖本さんは会議に関する著書を最近出版されました。

 

自分の著書をプリントしたワンピースを着る沖本さん

最後に自分の夢についてお話いただきました。

目標は、
世界を変えたい。話し合いのやり方を変えるということ。

そして、夢は

135歳以上生きて、ギネスブックに載ることだそうです。

 

イベントに出席しての感想

とにかくパワフル。前向きな方でした。
転職の際の面接において、自分をどう採用してもらうかということに戦略的に取り組んでいること。
また、起業してからも成功までには地道なことをとにかくこつこつやることなど大変参考になりました。
そのあとの懇親会などでお話していると大変人当たりのいい感じなのですが、その奥にある芯の強さを感じさえてくれ勇気をくれたイベントでした。

 

 

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