1Q84 by 村上春樹 ~ 物語の世界に没頭しました

1984年
私が大学を卒業し、会社に就職した時である。
ジョージオーウェルは支配・監視されている時代として描いた1984年。
しかし、実態はそんなことは無いが、今の様に携帯電話があるわけでもなく、CDもまだ普及していない。
ソニーのウォークマンが画期的だった頃で、まだLPを集め、オーディオマニアは高価なオーディオセットをコンポで組み、部屋にでっかいスピーカーを置いていた。
そんな時代の物語。

主人公は二人になるのだろうか?
男性は子供の頃は神童と呼ばれていたが、今は予備校で数学を教えながら、作家を目指す。
女性はスポーツインストラクター。子供の頃はある宗教に洗脳された両親の元成長するが、ある時点でおかしさに気づき、親元から離れて生活するようになる。
こんな別々の二人の物語がパラレルで描かれるのだが、だんだん近づき始める。

村上春樹が世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドや海辺のカフカで描いたのと同じ手法。
この二つの物語は自分とは離れた世界を描いている感じがあったが、何故が1Q84については物語の中の世界に自分が引き込まれてしまった。
先程書いたとおり、1984年という自分が生きていた世界とオーバーラップしたのか、主人公の男性の一人での生き方に自分が感情移入してしまったのかわからない。
物語自体はありえない世界であり、冷静に読めたとは思えるのだが。

まあ、久々に村上ワールドを堪能しました。
既に読まれた方も多いと思いますが、同じようは感じてないと思いますので、皆さんの感想などお聞かせ頂ければと思います。
読んでない方も是非、一読後どう感じたかを教えてもらえればと思います。

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