ジャーニー/ドン・ストップ・ビリーヴィン ~ ITが1人のアジア人の運命を変えた物語

学生の時から好きだったアメリカのロックバンド 「ジャーニー」
当時のヴォーカリストはスティーブ・ペリー。
全盛期の時、徹夜でチケットを手にいれ、武道館に見に行ったのを覚えている。
しかし、今のヴォーカルが誰だか知っている人は少ないのでは?
このDVDは今のヴォーカル 「アーネル・ピネダ」の物語である。

youtubeで見つけたボーカリストはフィリピン人

スティーブ・ペリーがジャーニーを辞めた後のヴォーカルはスティーブ・オージェリー
この時日本にも来日しており、この時もコンサートに行って、やっぱりスティーブ・ペリーに似ている声のヴォーカルを探すもんだな〜と思っていた。
しかし、、2人目のスティーブも喉の感染症でジャーニーを脱退することに。
その時にギターのニール・ショーンが11時間youtubeで検索し続けて見つけたのがフィリピン人でジャーニーのがコピーを歌っているアーネルだった。

歌で生きてきたアーネル

アーネルはフィリピンでも貧しい暮らし。
12歳の時に一家は離散。自分は1人で生きていくと親に宣言し、路上などで歌を歌ってその日の食料を得る様な暮らしであった。
その後クラブなどで歌う定職につき、親兄弟を集めて暮らすようになる。
その時に友人がyoutubeにアップし続けたのがニール・ショーンの目にとまったのである。
スティーブ・ペリーっぽい声でもあり、素晴らしい歌唱力のアーネル。
ニール・ショーンは仲間にこれだと訴えるのである。

ニール・ショーンからの電話を信じられないアーネル

ニール・ショーンはアーネルに本物のジャーニーで歌ってみないかと電話をかけるが、そんな電話がかかってきても中々信じられない。
本物だとわかるとすぐさま渡米し、オーディションを受ける。

正式にジャーニーのボーカルに

オーディションに合格したアーネルはジャーニーの一員として、ワールドツアーに参加するのだが、ここからが面白い。
アーネルは自分がジャーニーの一員だと認識していないのである。
一時的に雇われているとの認識で、「本物のジャーニーをバックに歌えるなんて凄い」という発言があるのである。ツアーに出ているのに自分もすでにジャーニーの一員であるという事がわかってないのだろうか?
それにしてもアーネルは家族思いであり、フィリピン思いである。
稼いだ金ではまず家族に家を買い、フィリピンにはストリートチルドレンを救う基金を設立。
立派である。
また、アーネルも素晴らしいボーカリストであるが、練習の過程でスティーブ・ペリーはすごいボーカルだったんだなーと思わされる。イメージとしては高温の伸びるボーカルなんだが、DVDの中でもスティーブは低音域で幅広い声を持っているそうだ。
ジャーニーのファンはクラシックロックというセリフも面白い。つまり、昔聴いたジャーニーのイメージに近くないと評価されないのだ。
スティーブペリーのイメージを残しながらも素晴らしい歌を歌うアーネル。
そして、フィリピン人を加える事で世界のどこへ行ってもフィリピン人のファンがつくようになったジャーニー。
アジア人がその才能を発掘され、世界のスターになっていく姿とフィリピンでの凱旋コンサートに感動したDVDでした。

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