この前久しぶりに西中洲へ
会社の後輩とフラフラしていて、おでんと焼き鳥とどっちがいいかと尋ねられたので、
おでんを選択。
そこで連れられたのが「安兵衛」であった。
店の佇まいは明らかに昭和からあるだろうという感じ。
引き戸を開けると左手にカウンター、右手には大きめのテーブルが二つ。
カウンターの向こうには店のご主人であろうじいさんが鍋の前に立っている。
2人だったので、カウンターの端っこに座らせてもらう。
時間が7時前と早かったせいか、カウンターふた組とテーブルに1人客。
こちらの一人客、着物姿の女性。背筋をすっと伸ばし、ひとりおでんをつまんでいる。
これからご出勤なんだろうか。
カウンター客、我々と逆の端っこはおそらくこれから同伴。
隣は普通にカップルであった。
さて、お通し。
めざしとこんにゃく。
とりあえずビールを飲みながらつまむが、2杯目からは日本酒に。
燗した日本酒が似合う店。
我々の目の前におでん鍋があるので、見ながら選ぶ事に。
普通に厚揚げ、大根、つみれはいわし、それとキャベツ巻、卵を選ぶ
おやじさんがタネひとつづつが大きいので、半分に切って分けた方がいいとのことだったので
そうしてもらう。
卵は殻のまま茹でており、頼んでから殻をむいていた。
殻のまま煮ているのに、しっかり中まで出汁がしみてましたね〜。
出汁は結構濃くみえますが、そんなことは無く、意外とあっさり。
おでん自体は全部まとめて一緒盛りですが、それぞれ別の容器に出汁だけを
とってくれるので、大皿からとった種を自分の出汁につけて食べられるのは親切。
この後もちょっと追加でオーダー。
春菊はさっとつけて温める感じ。
シャクシャク感も残っていてこれはいい。
はんぺんは自家製でホタテで作っていると言ってました。
まさに、はんぺんの概念をくずすはんぺんに感動。
カウンターからの風景はこんな感じ。
食べ終わる頃にはグループもはいってきてちょっと賑やかに。
おでん種が無くなると閉店のようです。
もう一軒別の店で飲んで帰りに見た時は既に閉店後でした。
昔からの風景を味わいつつ、美味しいおでんでホッと一息。
自分の中で落ち着きを取り戻したように思えます。
そんな時にオススメです。
あっ、こちらのお店です。
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