【書評】狭小邸宅とひなた弁当

本日は一気に2冊読了
たまたま図書館に予約していた本が2冊一緒に届いたこともあります。
面白い事にどちらも文芸書なんですが、どちらも仕事に悩む主人公の物語。
ただし、狭小邸宅は入社直後の若者ですが、ひなた弁当は50歳まじかのサラリーマン。
それぞれ楽しめました。
狭小邸宅 by 新庄 耕
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大学を出て、不動産屋で住宅を売る若手サラリーマン。
職場は売れないセールスを罵倒する部長、課長。
1件のアポイントをとるまでは退社もできず、朝倉7時半から夜は23時過ぎまで働く職場。
休日も出勤が当たり前。新入社員はどんどんやめていく。
主人公はなかなか売れないセールス。ある時急に異動になる。
新しい支店でも売れず、課長からはお前は売れない、早くやめろと言われるが、
あと1ヶ月だけやらしれくれと頼み、仕事を続ける主人公。
本書でも気がつかされたが、営業としてやるべき事ができていないと売れるものも売れない。
主人公も仕事を通じてそんな事に気がついていく。
住宅に対し、書いての気持ちをどう盛り上げていくかなど、ストーリーとしても面白かったです。
営業マンは読むと気づかせてくれこと、ありますよ。
ひなた弁当 by 山本 甲士
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こちらの主人公も営業マン。
人の良さにつけこまれ、あっさりリストラされてしまう。
家には妻と大学生と浪人生の娘が二人。
50前のうだつがあがらないサラリーマンでは、なかなか職もみつからない。
そんな時、公園でどんぐりを拾う子どもをみて、いざという時はどんぐりを食べればいいんだと気がつきます。
そこから話が発展していくのですが、主人公がリストラから立ち直る過程で出会って行く、色んな人との繋がりが商売の拡大につながっていきます。
そして、娘との関係もよい方向に。
さて、主人公はリストラ後何をしたのか?
それは読んでのお楽しみです。

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