前職を退職し、半年間の再就職活動を経て今の会社に入社したのは2018年1月28日のこと。
先日、入社して1年が経過した。
34年も勤めたあとに入社してみると、新しい事ばかりの日々。あっという間の1年であった。
ここで、一度この1年を振振り返ってみたいと思う。
入社した会社と業務は?
再就職先は太陽光発電関連の企業
もちろん、それまで働いていた会社とはまったく違う業種である。
50代後半で全く違う畑の仕事ができるのか?
もちろん、業界の用語であるとか業界の慣習などまったくわからない。
入社の当初は、言われている事が業界の常識なのか? はたまた社内の用語なのかが全く分からない。
最初は一生懸命に学ぶしかなかった。
それが、今ではいっぱしに先に入社した社員たちに勉強会の講師を務めることもある状況。
学ぶことで年はとっても脳は活性化されるということを体感する1年でもあった。
入社当初はそもそも業務をわかっていないということと、お試しの期間でもあり、管理職扱いではあったが、部下二人という状況であった。
それが、今は東京・名古屋・大阪に部下がいる組織の管理職となり、毎週のように出張する日々。
この1年での出張回数は33回であった。
この1年間でやったこと
この1年間、営業企画としての役割で採用され実際に次のようなことに取り組んだ。
- 会社のホームページに新規事業用のサイトを新規作成
- 会社案内の刷新
- 外部イベントへの出展
- 営業用の販促ツールの作成(数知れず)
- 提案用のシミュレーションシートの作成
- 大手企業への訪問同行、提案の支援
- 営業マネジャーの業績管理の仕組みや報告方法の標準化
取り組んだことは、ほぼ前職で実施していたこと。
それを今の会社の事業に併せて再構築した感じだ。
そういった点では、入社前の面接で、職務経歴書を作成し、自分の強みと貢献できると言ったことが実践においても発揮できたといえる。
自分の転職における仮説はほぼ当たったと言える。
再就職先で驚いたこと
PCはExcel中心
まず、入社して驚いたのは、使うPCのアプリがExcelが中心だということ。
以前の会社はPowerPoint中心の会社であった。
社内の文書は基本的にPowerPointで作成し、Excelで作った帳票をPowerPointに張り付けて一つの文書にするという文化であった。
しかし、今の会社はExcelが中心。社内文書はほとんどExcelで作る。
Excelが標準であるということは社内にそれなりに達人もいる。
今まで出会ったことがなかった関数や作り方には驚かされることが多い。
会社の体制は整っていないが、それなりに楽しめる
そもそも期待はしていなかったが、いろんな面で会社の体制は整っていない。
人事制度、評価制度しかり福利厚生や事務所の運用など。
夏季休暇があるのかと思っていたらいつのまにか無くなったのにも驚いたが、人事からその理由として年間休日のカウントを間違ったとの連絡があったり、中々面白い。
ただカチッと決まっている会社じゃないので、よいと思われることを提案するとルールを変えられるという面もある。
営業マネージャーへのマーケティング教育も自分で提案し、承認されたので実施したことである。
認められればすぐ実行できる。これは大会社では経験できない体験であった。
次の1年間どうしていくか?
再就職し自分の意識としては雇われているというよりはむしろ、業務委託で仕事を請け負い成果を出さなければならないという感覚である。
一方、せっかくの会社という場を利用しても行きたいと思う。
また、中小企業ならではのスキルの発揮どころもある。
今の会社はちょうど事業のトランジッションのタイミング。
そのタイミングを利用し、まだまだ自分のスキルを高め事業成長に貢献していきたい。
そういった点から、会社の業務を解決しながら、他の中小企業に対する課題解決能力を身に付けていきたいと思う。
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