私が勤める会社では3月末の小池東京都知事の会見を受け、まず関東圏(東京、埼玉、神奈川)の事務所が原則在宅勤務となった。
小さな会社で在宅勤務の制度なども整っていなかったので、当初は自宅待機との話だったが、その後すぐにPCを持ち帰っての在宅勤務が導入されることとなったのである。
緊急事態宣言が出た後は、関東圏以外の事務所(大阪・名古屋)のオフィスも在宅勤務となり、4月10日からは全社的な在宅勤務が導入されることになる。
私自身は3月末からだったので、ほぼ1ヶ月間の在宅勤務ののちゴールデンウィークを迎えることとなったである。
突然始まった在宅勤務
それまでの普通に通勤していた生活から在宅勤務となると、ストレスを感じる人も多いのでは思う。
緊急事態宣言までは通勤している人もそこそこいた時期でもある。
そんな中での終日自宅で働く生活への移行。会社にいかなくてよいということに戸惑う人も多いと思う。
私の場合は、半年ほどの失業期間があったため、毎日行くとことがない生活を体験していた。
そのおかげもあり、比較的戸惑いは少なかったと思うが、違いは失業中は通えていたスタバやタリーズも閉まっているということ。
行く場所がないということでは、新たな生活リズムと自宅での勤務体制を整える必要があった。
在宅勤務で考慮したのこんなポイント
在宅勤務になり、検討したのは次のようなことがポイントだった。
- 働く環境をどう整えるか?
- 在宅中の服装はどうする?
- 体調の維持管理。
- 在宅勤務になり実施したこと
- 在宅勤務中のランチはどうする?
- 社内のコミュニケーションをどうするか?
こんなことに気を付けて過ごした1ヶ月。
最初は戸惑うものの2週間もすると在宅勤務の生活のリズムができてくるもである。
そして気が付くのは通勤がなくなり、外出や出張などの移動時間もなくなることがなんて楽なんだろうということ。
一方在宅と言えど、勤務時間であることの不自由さも感じるのである。
それはどういうことかというと自宅にいるのだが、勤務時間中は仕事に集中しなければならいということである。
在宅勤務で気づいたこと
1ヶ月間の在宅勤務を通じて最も大きな気づきは「毎日会社にいく必要はないな!」ということであった。
慣れてくると自宅での生産性はかなり高い。また、最初のころは遠慮していたコミュニケーションも気を遣わずに電話やオンライン会議で当たり前のように行われてくるものである。
5月4日に緊急事態宣言が5月末まで延長されたことで、まだまだ在宅勤務は延びそうではあるが、逆に終了後に果たして元の生活に戻れるのであろうか?と思ってしまうくらいである。
今回多くの日本の企業が、社員が出社しなくても業務が進むということに気づいてしまったのではないだろうか?
いっぽう在宅勤務にすることで、やらなくてもよい仕事は実はやらなくてよいということに気が付いたのではないだろうか?
そのことで時間を使っていた人は仕事がなくなるってこともわかってきた。
緊急事態宣言解除後の働く環境、果たしてどんな世界が待っているのか楽しみでもある。
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