相手に自分の言いたいことを言っているつもりでも
実は伝わっていないということが多くあります。
今回は、自分の言いたいことを伝えるための具体的な方法を
教えてくれる本を紹介します。
今回取り上げた本はこちらです。
これまで何冊かの本を出されていますが、今回は「伝え方」についての本です。
本書は次のように5つに構成されています。
- 「伝える」のゴールは相手を動かすこと
- 人に動いてもらえない伝え方
- 人が動き出す伝え方
- 人が”期待以上”に動き出す伝え方
- こんなときどうする?人を動かしたいシーン別伝え方
本書では、「発信」のレベルは5段階に分かれると述べられています。
それは、1.話す 2.伝える 3.伝わる 4.動く 5.期待以上に動くの5段階です。
いくら自分の言いたいことを言ったつもりでも、それは「話す」レベルで終われば、全く相手には伝わっていません。
本書では単に伝えるのではなく、期待以上に相手が動いてくれる 伝え方を目指しています。
最初に、人に動いてもらえない伝え方をあげています。
それは、
- 不意打ちで話す
- 1文が長い
- 思いつくまま話す
など全部で6つの特徴です。
では、どんな伝え方が人が動くのか?
そのやり方として
- 動きの1文を最初に発信する
- 期限を入れる
- 仲間に引き込む
など10個のやり方をOK例とNG例を対比させてわかりやすく教えてくれます。
さらに、相手が期待以上に動いてくれるためには、相手の気持ちをプラスにするということを言われています。
そのために相手に「共感された!」と解釈されるコツを3つ、相手に「ほめられた!」と解釈されるコツを4つあげられています。
そのために相手に「共感された!」と解釈されるコツを3つ、相手に「ほめられた!」と解釈されるコツを4つあげられています。
今回取り上げられた様々なシーンは、大変わかりやすくすぐに取り入れられそうに思います。
ただ本書の「おわりに」でも書かれていますが、セミナーなどを受けて「わかった」と思っても会場から出て一晩たつとすっかり忘れているケースも多くあると思います。
ただ本書の「おわりに」でも書かれていますが、セミナーなどを受けて「わかった」と思っても会場から出て一晩たつとすっかり忘れているケースも多くあると思います。
本書はわかりやすい反面、すぐに実践しないと折角の学びが活かされません。
本書に書かれている伝え方はなるほどーと思える内容ばかり。
自分のいうことが相手に伝わりにくいなーと感じてる方はぜひ本書を手にとっていただくことをお勧めします。
また、本書の帯びにはスマホで読み取ると著者の沖本さんの1分間動画セミナーを見れるARを実装しています。
▲このように、帯にスマホをかざすと動画がみられるのです。
読むだけでなく、著者の沖本さんのお顔を拝見することもできますし、ぜひこちらもお試し頂ければと思います。
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