書評

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永遠の0と日本人 by 小川榮太郎 【読書記録】

年末に映画「永遠の0」をみました。 あれだけの凝縮された物語をわずか2時間ちょいの映画に圧縮するのは、 かなりきついのではと思いましたが、それなりにまとまり、原作にはある程度忠実に 作られた映画だったかなと思う。 今回読んだ本は その「永遠...
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正義をふりかざす君へ by 真保 裕一 【読書記録】

新年明けての最初に読んだ本はミステリー(になるんかな?) 長野県のとある都市の市長選挙をめぐる物語です。 主人公は横浜でスポーツクラブの社長をしている男 7年目に離婚した妻に呼び出され、自分が逃げ出した長野の街に戻ることに。 依頼されたのは...
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誰か by 宮部みゆき 【読書記録】

大企業である「今多コンツェルン」の社長の娘婿になった主人公。 出版社に勤めていたが、結婚後は今多コンツェルン広報室に勤める。 そんなある日、義父でもある社長の運転手が自転車に轢かれ死んでしまう。 娘たちは運転手である父親「梶田信夫」の人生を...
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春秋山伏記 by 藤沢 周平 ー 江戸時代の田舎ってこんなだろう 【読書記録】

以外にも藤沢周平は今まで読んだことがなく、初めて読むことに。 きっかけはKindleの日替わりセールで安く買えたこと。 今週は移動が多かったので、電車の中で読んでしまいました。 物語は江戸時代。庄内と書いてありますから、山形の農村。 小さな...
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永遠の0(ゼロ) by 百田 尚樹 ~ 読んでから映画「風立ちぬ」を考えた【読書記録】

読んでいて何度も涙が止まらず、かなりやばいと思いました。 私は本は大体移動中に読むのですが、今回は、出張中の飛行機の座席や待合室などで ついほろっと。 物語の始まりは二人の姉弟が祖父の事を調べようとしたこと 姉はフリーライター。弟は弁護士を...
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50歳を超えても30代に見える生き方 by 南雲 吉則 【読書記録】

本の表紙にはタイトルとともに著者の写真が載っている。 ややチャラい感じもするが著者は医学博士。要は医者である。 この見た目とタイトルで期待を持って買った人も多いと思うが、 読むと多分がっかりするでしょう。 何故なら実践すべきことはこれまでの...
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震える牛 by 相場英雄 【読書記録】

2年前の居酒屋での殺人事件の再調査を命ぜられたベテラン刑事 殺されたのは二人。 その接点は無い。 地道な作業でひとつづつ仮説を積み上げて実証していく。 背景には大型スーパーの出店による地方の商店街の閉鎖 安売りのため、居酒屋、精肉業、スーパ...
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こんな夜更けにバナナかよ by 渡辺 一史【読書記録】

今年読んだ本の中で一番衝撃を受けた本です。 筋ジストロフィー患者の 鹿野靖明 難病患者は病院にいるのがいいのか? 介護は親まかせでいいのか? そんな世の中の風潮やとりまく空気に対し、自分は自分の出来る範囲で生きたいと強い意志を持ち、自宅でボ...
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三月の招待状 by 角田 光代 【読書記録】

前回のエントリーが大学時代の青春恋愛小説でしたが、 今回は大学を卒業して14年。 30代半ばの男女の物語。 男女6人は大学を卒業しても、そのままの気持ちでガチャガチャとつきあってます。 その中には、大学時代からつきあって、結婚している2人が...
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満月の夜、モビイ・ディックが by 片山 恭一 【読書記録】

「世界の中心で、愛をさけぶ」の著者 片山 恭一氏の青春恋愛小説です。 50過ぎてこういう恋愛小説を読むと、若い頃の気持ちをちょっとだけ取り戻すの同時に うちの娘や息子はどうしてるんだろうなぁと思ってしまいます。 主人公はおそらく大学三年生 ...
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