書評 永遠の0と日本人 by 小川榮太郎 【読書記録】 年末に映画「永遠の0」をみました。 あれだけの凝縮された物語をわずか2時間ちょいの映画に圧縮するのは、 かなりきついのではと思いましたが、それなりにまとまり、原作にはある程度忠実に 作られた映画だったかなと思う。 今回読んだ本は その「永遠... 2014.01.20 書評
書評 正義をふりかざす君へ by 真保 裕一 【読書記録】 新年明けての最初に読んだ本はミステリー(になるんかな?) 長野県のとある都市の市長選挙をめぐる物語です。 主人公は横浜でスポーツクラブの社長をしている男 7年目に離婚した妻に呼び出され、自分が逃げ出した長野の街に戻ることに。 依頼されたのは... 2014.01.13 書評
書評 誰か by 宮部みゆき 【読書記録】 大企業である「今多コンツェルン」の社長の娘婿になった主人公。 出版社に勤めていたが、結婚後は今多コンツェルン広報室に勤める。 そんなある日、義父でもある社長の運転手が自転車に轢かれ死んでしまう。 娘たちは運転手である父親「梶田信夫」の人生を... 2013.12.18 書評
書評 春秋山伏記 by 藤沢 周平 ー 江戸時代の田舎ってこんなだろう 【読書記録】 以外にも藤沢周平は今まで読んだことがなく、初めて読むことに。 きっかけはKindleの日替わりセールで安く買えたこと。 今週は移動が多かったので、電車の中で読んでしまいました。 物語は江戸時代。庄内と書いてありますから、山形の農村。 小さな... 2013.11.30 書評
書評 永遠の0(ゼロ) by 百田 尚樹 ~ 読んでから映画「風立ちぬ」を考えた【読書記録】 読んでいて何度も涙が止まらず、かなりやばいと思いました。 私は本は大体移動中に読むのですが、今回は、出張中の飛行機の座席や待合室などで ついほろっと。 物語の始まりは二人の姉弟が祖父の事を調べようとしたこと 姉はフリーライター。弟は弁護士を... 2013.11.15 書評
書評 50歳を超えても30代に見える生き方 by 南雲 吉則 【読書記録】 本の表紙にはタイトルとともに著者の写真が載っている。 ややチャラい感じもするが著者は医学博士。要は医者である。 この見た目とタイトルで期待を持って買った人も多いと思うが、 読むと多分がっかりするでしょう。 何故なら実践すべきことはこれまでの... 2013.10.26 書評
書評 震える牛 by 相場英雄 【読書記録】 2年前の居酒屋での殺人事件の再調査を命ぜられたベテラン刑事 殺されたのは二人。 その接点は無い。 地道な作業でひとつづつ仮説を積み上げて実証していく。 背景には大型スーパーの出店による地方の商店街の閉鎖 安売りのため、居酒屋、精肉業、スーパ... 2013.10.05 書評
書評 こんな夜更けにバナナかよ by 渡辺 一史【読書記録】 今年読んだ本の中で一番衝撃を受けた本です。 筋ジストロフィー患者の 鹿野靖明 難病患者は病院にいるのがいいのか? 介護は親まかせでいいのか? そんな世の中の風潮やとりまく空気に対し、自分は自分の出来る範囲で生きたいと強い意志を持ち、自宅でボ... 2013.09.25 書評
書評 三月の招待状 by 角田 光代 【読書記録】 前回のエントリーが大学時代の青春恋愛小説でしたが、 今回は大学を卒業して14年。 30代半ばの男女の物語。 男女6人は大学を卒業しても、そのままの気持ちでガチャガチャとつきあってます。 その中には、大学時代からつきあって、結婚している2人が... 2013.09.07 書評
書評 満月の夜、モビイ・ディックが by 片山 恭一 【読書記録】 「世界の中心で、愛をさけぶ」の著者 片山 恭一氏の青春恋愛小説です。 50過ぎてこういう恋愛小説を読むと、若い頃の気持ちをちょっとだけ取り戻すの同時に うちの娘や息子はどうしてるんだろうなぁと思ってしまいます。 主人公はおそらく大学三年生 ... 2013.09.07 書評